訪問看護

管理者挨拶（安塚則子）

訪問看護は、ご利用者様が「住み慣れた家で自分らしく」生活するお手伝いをしており、ご利用者様の在宅治療を支えています。
在宅や訪問看護に興味があっても、自分の判断や対応に不安を感じたり自信がないと、訪問看護へのハードルを感じている方もいらっしゃるようで、採用面接でこのような思いを抱かれている方がたくさんいることが分かりました。
我々の事業所は、若武者ケア訪問看護リハビリステーションに入って初めて訪問看護を経験したスタッフがほとんどで、みんな初めて訪問をした時の不安や緊張がわかるので新しく加わった仲間の気持ちがわかり、親切に教えてくれます。

訪問看護の事業所の朝はにぎやかで、看護師とリハビリスタッフが一緒の担当ご利用者様について相談したり、日々の困りごとやエピソードを話し合っています。
必要な時には訪問看護の経験が豊富なスタッフが同行したり連携や看護のポイントを伝達し、それぞれが訪問で経験を積みながら、チームのみんなで一緒に成長していけることが、若いスタッフの揃う若武者ケアの「強み」です。
20代のスタッフも多く、経験の未熟さも心配ではありましたが実際に訪問してみると、「若い子が自分のために一生懸命リハビリや看護をしてくれている。」とご利用者様に大変喜ばれています。スタッフの成長とともに、港南サテライト・戸塚サテライトを開設し事業所も成長しようとしているところです。
自分の経験を活かして若いスタッフを後押ししてくれる訪問看護経験者の方、これから訪問看護の世界に入ってみたいと意欲溢れる方々をスタッフ一同お待ちしております。

看護職３つの特徴

①訪問看護はコミュニケーション業

訪問看護は、医療職としての技術は当然必要ですが、コミュニケーションが大切な仕事だと思っています。患者さんが本当はどうしたいのか、いつも気にしてます。病状さえ良くなれば良い、ではなくて、患者さんの人生を支える杖の一本でありたいと思って看護を提供しています。

②チームケア

事業所では月に一回、勉強会を開催しています。職員にも積極的に研修に参加してほしいと思っていますし、成長したいという気持ちを大切にする風土があります。今、私たちのチームは、内科系・外科系・精神系の経験者がそろっています。リハビリチームのＰＴ・ＯＴ・ＳＴさんも本当に相談しやすいです。患者さんの担当は決めていますが、それはあくまで情報をまとめる役割です。わからないこと不安なことはチームで看護方針を相談しています。

③家庭との両立

利用者様の人生と同じくらい、私たち自身の生活も大切にしています。子供の行事の時や急な体調不良の時など、お互いカバーしあっています。そのためにも、事業所の雰囲気を大切にしています。職員がお互いをねぎらいあえる関係づくりを大切にしています。

先輩インタビュー①

看護師の1日

正社員の場合

短時間勤務（7時間）の場合

パートの場合

Ｑ＆Ａ

訪問看護は、どのようなサービスですか？

訪問看護とは、住み慣れた地域や自宅に看護師などが訪問し、必要なケアを提供するサービスです。病気や障害のある利用者が対象で、療養生活を送る為に必要なケアを提供します。療養上のお世話から病状観察、点滴や吸引などの医療処置、介護を担う家族への指導まで、仕事の内容は広範囲にわたります。これらのケアは医師の指示書に基づいて行われます。病院ではなく、住み慣れた地域や自宅で過ごすことを選んだ方のための、重要なお仕事です。在宅福祉サービス及び保健サービスとの連携・提携を図り、在宅要介護者の生活の質の向上を図ることを目的としたサービスです。ご利用者様が住み慣れた地域や気心のしれたご家族のなかで、その人らしく療養生活が送れるようにケアフレンドさんやご家族を、医師とともに支援いたします。そして、「残りの人生を家族と一緒に過ごしたい」そんなお年寄りと家族の願いを支える仕事です。

病院での臨床経験が必要ですか？訪問看護の経験がいりますか？

臨床経験の有無、訪問看護経験の有無は問いません。私たちは訪問看護への思いを何より大切に考えております。今働いている看護師のほとんどが、入社時には訪問看護の経験はありませんでした。 新卒、臨床経験なしという仲間もいます。ですが、フォロー体制もしっかり構築されていますので安心してご応募ください。

年少の子供がいます。お迎えもあるし、急な発熱で休むかもしれません。

ママさんナースも在籍中です。 お迎えの時間に合わせた勤務形態を選択できます。 学校行事や突然の病気などの場合もスタッフみんなで協力しながら調整しています。

ブランクがありますし、限られた科しか勤務したことがありません。

訪問看護を行う上で、子育てや介護などの人生経験は、看護師としての経験同様貴重です。 訪問看護で必要な知識は、日々の勉強と毎日のお仕事の中で十分補うことができますので、ご心配せずご応募ください。 看護師さんのスキルアップしたいという思いに答えるため、外部研修補助など様々な取り組みも行っています。

オンコールで頻繁に夜間によびだされますか？

夜勤業務はありませんが、夜間はオンコール体制となります。 しかし、実際はほとんど夜間の呼び出しはありません。 日中のケアと、ご家族と協力でオンコールはほとんどありませんのでご安心下さい。 オンコール対応をしない働き方も選択できますので遠慮なくご相談ください。

移動手段には何を使いますか？

移動手段は自動車を使用しています。スタッフ一人ひとりに専用の軽自動車を用意しております。日々使う物品などは常に車に積み込んでおくことが可能です。 自動車の運転が難しい方には、電動アシスト付き自転車で、訪問していただきます。

どんな症状、疾患の方が多いですか？

利用者様の8割は、65歳以上の高齢者の方です。 その他、神経難病の方も受け入れています。

非常勤から常勤に替わることはできますか？

ご自分の生活に合わせてお好きな働き方を選択してください。 また、子供の成長に合わせて非常勤から常勤への変更、またその逆、常勤から非常勤への変更もライフスタイルに合わせて柔軟に対応いたします。

リスクマネジメントについて教えてください。

訪問看護というリスクの高い業務に対し、十分に対応できる体制を整えております。 万が一の事故の際にも会社責任として対応し、お客さまへの謝罪、保険対応等は管理者、本部スタッフが一緒に対応し、顧問弁護士にも相談できる体制となっています。

土日以外にも休日に設定することは出来ますか？

可能です。お子さまのご都合など、平日に定休日とすることも可能です。 様々な働き方がありますので、ご相談下さい。

相談会はありますか？

予約制で毎週決まった日時に行っています。 電話での個別相談もさせていただきますので、まずはお問い合わせ下さい。

病院との違い

①「　場所　」が違うということは「　環境　」も違う

病院と訪問看護では、看護を行う場所が異なります。訪問看護は病院での治療に対して、訪問看護は患者の家での看護になります。当然場所が違うため環境も設備も変わってしまいます。病院で治療を受けられるメリットは、緊急時などにすぐに適切な処置を受けられることです。何かあったときの安心感があり、患者の心のケアに専念することができます。反対に訪問看護の場合は、慣れ親しんだ場所で病院に行かずとも看護を受けられることがメリットです。心身の病により病院に行くのが困難な場合は、病院での看護より訪問看護を選択したほうが患者の負担を減らすことができます。

②病院と訪問看護の「　看護　」は全く別物

病院と訪問看護での「　看護　」の考え方は根本的な面で異なります。病院では「　治療　」を目的として看護が行われますが、訪問看護は「　支援　」を目的として看護が行われるからです。もちろん薬を服用している場合は、訪問看護でも指導やアドバイスは行われますが、治療以外に日々の生活に直結したサポートが行われます。例えば、入浴の補助や歩行訓練なども訪問看護でのサポートの一部です。場合によっては、精神的なケアであったり、コミュニケーションの補助、福祉用具についてのアドバイスなど、日々をよりよく過ごすためのサポートも行われます。

③訪問看護はチームケア

病院での看護の場合、病院のチーム内だけで看護が行われます。しかし、訪問看護の場合は看護師だけで患者のサポートを行うわけではありません。看護師と医師との連携はもちろん、ケアマネジャーや保健医療福祉機関との連携が必要になってきます。また、訪問看護は在宅で行う看護になるため、患者だけでなく患者の家族との関係も大切！しっかり連携を取っていくことで、はじめて適切な看護が行われるのです。患者自身もしっかり連携が取られていることを確認できれば、安心感を持つことができます。訪問看護は、病院での看護と比べるとより患者や患者の家族と密接に携わることになる形態になります。

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